【2人で1万円お得?】東京都障害者休養ホーム事業を使ってみた。やり方も解説!

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「旅行に行きたいけど、なかなか手が出せない…」
「障害者手帳があるけど、どんな割引があるか知らない…」

そんな風に思っている方に、ぜひ知ってほしいお得な制度があるんです。
東京都の「障害者休養ホーム事業」。
今回はこの制度を実際に申請、受理されたので記事にしました。

制度の概要

先に短く言ってしまうと、
障害者手帳を持っている方とその付き添いが、指定のホテルや旅館に宿泊する際の料金の一部を東京都が助成してくれる制度です。

【目的】
障害のある方が保養などを目的として、東京都が指定する保養施設を利用する際に、宿泊利用料の一部を助成

【対象者】
・身体障害者手帳
・愛の手帳
・精神障害者保健福祉手帳
上記いずれかの交付を受けている方

また、その付き添いの方(障害のある方1人につき1人)も対象となります。

【助成額】
1泊につき、上限額が決まれれています。
・大人: 6,490円
・子ども: 5,770円
・付添者: 3,250円

【利用可能回数】
1人につき年間2泊まで(4月1日から翌年3月31日まで)と定められています。

制度を利用できるホテル

https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/shougai/nichijo/kyuyo_home

詳細は上記を参考にしていただくか、
2025年度版のあんないを参考にしてみてください。

関東地方を中心に、31箇所のホテルが制度を利用できます。

POINT

公式HP予約が必須!
トラベルサイト予約は制度対象外!

申請方法

まずはあなたが助成対象であることを確認してください。
公式HPで助成対象であるか確認してください。

助成対処だったら次は、流れを確認しましょう。

申請方法の流れ

①ホテルを決める
②公式サイトから予約する
③日本チャリティ協会に予約内容をインターネットなどで伝える
④利用申込書を日本チャリティ協会に送る
⑤日本チャリティ協会から利用券が自宅に届く
⑥宿泊当日、ホテルに利用券と障害者手帳を持っていき助成を受ける


注意点としては、

ここに注意!

✅必ず公式サイトから予約。旅行サイトで予約すると助成が受けられない。
✅予約は宿泊したい日の2週間前まで。例:9月15日に泊まりたいのであれば、9月1日までに予約する必要がある。余裕を持って3週間前には予約完了させたいところ。筆者は焦りたくないので1ヶ月前に予約しました。
✅日本チャリティ協会へ「予約したよ」と事前に伝えた上で、申請書を別に送る必要がある。


実際に見ていきましょう。

まず最初は、必要なものを揃えましょう。
材料がないければ料理もできません。予約後に「あれがない、これがない」と焦らないために準備しておきます。

準備するもの

・申請書
※筆者はPDFをダウンロードし、コンビニでプリントアウトしました。セブンのネット印刷がとても便利で簡単なのでおすすめ。
公式サイト内、「パンフレット・申込申込書」の利用申込書をダウンロードしてください。

・書いた申請書を入れる封筒、返信用の封筒。合計2枚の封筒。
※100円ショップなどで購入できます。申請書はA4サイズです。
筆者は4つ折りにして封筒に入れました。

・切手2枚
※自分が書いた申請書を入れた封筒に貼るのに1枚、返信用の封筒に貼るのに1枚使います。
筆者はたまたま自宅にあった120円切手2枚を使いましたが、正確な切手の金額は調べてみてください。

さて、準備するものは手に入りましたか?

では、手順①ホテルを決めるに進みます。
公式サイトを参考に、宿泊したいホテルに目星をつけます。
Googleマップの口コミや、実際の宿泊金額を見て決めてみてくださいね。

次に手順②公式サイトで予約をします。
しつこいようですが、予約は宿泊したい日の2週間前まで。例:9月15日に泊まりたいのであれば、9月1日までに予約する必要があるので注意です!

さらに、
・予約時に東京都障害者休養ホーム事業の利用者であること
・宿泊人数のうち助成金の対象となる人数
を伝える必要があります。

筆者は、予約時の備考欄に「東京都障害者休養ホーム事業を利用させていただきます。助成金を受ける人数は2名、障害者本人と付添者1名です」と入力して予約しました。

手順③日本チャリティ協会に予約内容をインターネットなどで伝えます
こちらに直接アクセスするか、公式サイト内予約申込みの流れの「東京都障害者休養ホームインターネット受付フォーム」から予約内容を送信します。
必ず手順④の前に手順③を完了させてください。

手順④利用申込書を日本チャリティ協会に送る
印刷した申込書に必要事項を記入します。
こちらの7ページ目の記入例を参考にしてみてください。

書き終えたら、次に封筒の準備をします。

自分が使う用の封筒をまずは準備します。
左上に切手を貼り、おもてにはチャリティ教会の住所を、うらには自分の住所を書きます。

次は返信用の封筒を準備します。
左上に切手を貼り、おもてに自分の住所を書きます。うらは何も書きません。

自分が使う封筒に、返信用の封筒と、必要事項を書いた申込書を折って入れます。のりやテープで封を忘れずに。
1番重要!ポスト投函を忘れずに!




ちなみに、筆者は申込書1箇所書き間違えました笑
その場合は、慌てず、間違えた字に二重線をして訂正印を押しましょう。

⑤日本チャリティ協会から利用券が自宅に届く
ポスト投函後、数日で自宅に利用券が届きます。
筆者は2週間くらいで届きました。内容を確認しましょう。


⑥宿泊当日、ホテルに利用券と障害者手帳を持っていき助成を受ける
そして、宿泊当日利用券を持ってホテルにチェックインしましょう。
予約したときの宿泊料金ー助成額=支払い料金です。


筆者は、ちゃんと予約できているか不安で、宿泊先に電話してしまいました。
受付のお姉さん、どうもありがとう。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

障害者手帳は、ただの証明書ではありません。
使い方を知れば、あなたの生活を豊かにしてくれるパスポートにもなり得ます。ぜひ、この制度を活用して、お得に旅行を楽しんでみませんか?

この記事で素敵な旅行になれば幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございました!
それでは次の記事でお会いしましょう!

まこるご




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